機密媒体の処理を専門業者に任せる企業が増えています。
・自前のシュレッダーでは限界がある
・媒体情報が増大
・移転を控えて大量処分したい etc・・・
ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の認証取得
業界でいち早く、2006年10月、ISMSの認証を取得しました。
処理工程・社員・社屋など、会社全体を認証範囲とし、お預かりする機密媒体を適切に処理しています。
個人情報取扱事業者保険への加入
最高レベルのセキュリティ対策に加え、万が一のトラブルに備えて個人情報漏洩に対する保険に加入しています。(賠償規模:最大4億円)
山正と溶解処理業者との比較
「溶解処理」は、ワンストップサービスではありません。
溶解処理とは、回収業者が製紙会社に依頼をして、機密書類を溶解してもらう作業です。
製紙会社の生産スケジュールが優先されるので、受け入れ準備ができるまで回収した廃棄資料は溶解処理業者が貯留することになります。
形状が変わらず再委託を繰り返すので、防止しがたいセキュリティリスクが長期にわたり続きます。
回収・交換
機密ボックスごと回収・交換
弊社作業員がお客様室内の機密ボックスを、『ボックスごと回収』し、空の機密ボックスとの交換作業を行います。
機密ボックスは施錠され、作業員はその合鍵を持つことを禁じられているため山正内に入庫するまでボックスを開けることは一切ありません。
またドア開封の証跡として封かんセキュリティテープを貼っています。
機密ボックスとは
- 鍵のかかる鉄製のポスト型ボックスです。
- 手軽に投函でき、オフィス内での情報漏えい対策にもなります。
- 大きさ:横幅400mm/奥行き480mm/高さ1153mm
- オフィス家具のサイズを考慮し、利用しやすい外観設計をしています。
- 容量はA4用紙約15,000枚分(ダンボール3箱相当)
運搬
セキュリティ仕様車による運搬
お客様の機密媒体は、「強化コンテナ」、「各ドアセンサー」「GPSによる位置監視」などのセキュリティ対策を施した専用の車輌で、弊社作業員が責任をもって運搬しています。
強化コンテナ
各ドアセンサー
GPS位置監視
山正に入庫
回収した機密ボックスは、セキュリティ対策が施された専門工場内ではじめて開錠されます。
山正では機密加工を外部業者へ委託せず、機密情報の抹消処理からリサイクル業者への運搬までをすべて自社で行います。
セキュリティ設備の完備された専門工場
工場内は各作業ブロックごとに入退室管理を徹底しています。
また工場内外に監視カメラを設置し、24時間監視・映像記録を行っています。
作業ブロックを貸しきった立会い処理が可能
社内に立会室を設置し、お客様の機密情報を処理するための専用作業ブロックとすることで作業の監視が可能です。
またご要望に応じて、監視カメラで記録した作業状況をDVDで提供することもできます。
セキュリティに対する人的措置
セキュリティインシデントの大半は人的事故と言われています。
山正では、情報セキュリティ認証「ISO27001/2013」の適用範囲を「全社」とし、事務員から作業員まで徹底したセキュリティ教育を行うことで、人的なセキュリティ事故の防止につとめています。
紙の機密加工
大容量高速シュレッダー機による機密加工
1日(8時間)で16トン(ダンボール800箱相当)の処理が可能な大容量高速シュレッダー
ラインを完備。
繁忙期には24時間連続稼動させて、最大48トンの処理が可能です。
マイナンバー書類にも対応する半溶解加工
シュレッダーにかけられた紙の処理片を、さらに水を含ませた状態で加圧して錬り、
半溶解状態にすることで機密情報を判別・復元できない状態まで完全に抹消します。
トイレットペーパーの原料としてリサイクル
機密加工を終えた物は、製紙会社でトイレットペーパーの原料として
リサイクルされます。
機密情報が完全に失われた状態なので、仮に製紙会社で長期間ストックされても
情報漏えいのリスクはまったくありません。
メディアの機密加工
専用のシュレッダーによる機密加工
メディア類に特化した専用のシュレッダーにより、内容の読み取り、復元ができない状態まで完全に破壊します。
処理能力としては、1日(8時間)で0.5トンのCD-RやLTOテープを処理可能です。
【対応可能なメディア】
携帯電話・スマートフォン・タブレット端末・CD・DVD・DATテープ・LTOテープ・ID/ICカード・メモリー・USBメモリー・プレゼンボード・記念品/ノベルティグッツ・レントゲンフィルムなど
火力発電所で燃料として再利用
加工済みの屑は産業廃棄物として扱われるので、別途産業廃棄物処理委託契約を
締結することで産廃処理が可能です。
最終的には火力発電所の燃料(RPF)として再利用されます。
機密ボックスの設置・回収サービスの料金
たとえば23区内なら・・・
機密媒体の処理について、困っていることや悩んでいることがありましたら、
お気軽にご相談ください。
私たちは機密物処理のプロです。 ⇒ お問合せ
紙資料でのコスト比較
A社様(広告代理店) |
ダンボールに機密情報を集めて業者に渡すだけの方式では不安でした。 機密ボックスのまま回収、運搬される形態で安心しました。 |
B社様(証券会社) |
業者内で機密廃棄処理を最後までしてくれる会社を探していました。 それまで利用していた業者は溶解を別の会社に搬送するので困っていました。 |
C社様(製薬会社) |
社内シュレッダーで処理していましたが、能力に限界があり、また機械トラブルも多発していました。 シュレッダーのリース費用もトータルで考えると高額なものでした。 |
D社様(ISMSコンサルタント会社) |
機密媒体処理は、回収~処理までワンストップで処理されることが重要です。 山正はその条件に対応できる数少ない会社です。 |
Q : 処理受託の際に、機密保持・機密処理の契約書が用意されていますか? A: 有ります 「情報抹消作業委託契約書」を締結します。 Q :運搬用のコンテナ車には施錠装置が付いていますか? A: 密閉強化コンテナ車で伺います。ドアに鍵は勿論、こじ開け警報装置・GPS追送装置付きです。 Q :作業員は身分証明書を携帯していますか? A: 指定ユニフォームで社員証を付けて伺います。訪問するスタッフも事前にお知らせしています。 Q :処理専門業者の作業員ですか? A: 社内でもさらに担当が分かれていて、この作業に従事する者は特定されています。 Q :回収時に双方で確認できる書類・伝票などは有りますか? A: 山正では「機密物処理管理票」という書類を回収時に持参します。御社のどなたが発注し、引渡し、それを山正の誰がいつ回収して、山正の誰が工場に受け入れたのか、誰が機密加工を担当したのか・・・各工程でその責務を明らかにしてエビデンスを残します。この「機密物処理管理票」は最終的に「機密加工・処理証明書」となり、お客様に戻ります。 Q :不審者の侵入などを防ぐため、敷地の周囲に門や防護柵が設置されていますか? A: 工場の敷地への出入りから暗視カメラで常時監視され、建物への入館は都度かぎを必要としています。出入り口も暗視カメラで常時録画監視されています。 Q :施設の出入り口での入出管理体制が整っていますか? A: 建物への出入りは勿論、建物内部でセキュリティの度合いでゾーンニングしています。各エリアは鍵管理され、その出入りもログを取りカメラ監視されています。 Q :施設の出入り口や内部に、監視カメラの設置はありますか? A: 各所に暗視タイプの監視カメラが設置され、24時間監視しています。その画像は管理室で録画され、480時間分保存されています。 Q :処理時に立ち会うことができますか? A: 立会い処理が可能です。お客様用の立会室があります。またこの機密加工を行う場所は工場内部でも個室になっていて、「部屋を貸切る」状態になります。 Q :回収してから迅速に処理できますか? A:翌日いっぱいには処理可能です。 Q :処理証明書を発行していますか?(溶解証明書、リサイクル証明書など) A: 各作業の都度「機密加工・廃棄処理証明書」が山正より発行されます。 Q :廃棄処理後、それぞれ適正なリサイクルがされていますか?(紙、金属、プラスチックなど) A: 各機密加工の済んだ紙片は製紙会社へ納入、金属は製鉄工場、プラスチック類は固形燃料製造業者へ売却し、100%リサイクルです。また山正はCD・USBメモリー・LTOテープなどの「機密メディア」も機密加工できます。これらの加工済み屑も、山正の産廃許可で発電燃料として100%活用(サーマルリサイクル)されます。 Q :情報漏えい事故などの保険は? A: 「個人情報取扱事業者保険」の最大賠償額4億円タイプに加入しています。 Q :機密処理作業の工程中に震災が有った場合は? A:震災に遭遇した場合の対応をパターン別にマニュアル化しています。 例1 運搬時に遭遇し避難する場合 例2 工場で加工中に震災が有った場合 Q :立会い処理時に設備が故障して、機密加工が続けられない時は? A:シュレッダーラインに設置のシュレッダー機は3機で1構成、さらに予備機をもう1機保有。故障時は残りのラインで調整します。⇒万一停電などで全てのラインが使えなくなった場合は、工場内部のセキュリティ保管庫(3部屋 機密ボックス200台分)で一時保管します。 Q :マイナンバー書類を依頼した時、加工した紙片から読み取られることはありませんか? A:機密加工した紙片は「半溶解状態」まで錬られるので、読み取ることは不可能です。 |